実績紹介

低塩分濃度水攻法適用可能性に関する概念検討調査業務

JOGMECのLSWF Study内容 (JOGMECホームページより引用
LSWFで必要な要素技術
LSWFのブロックフロー図
顧客名  :
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
国・地域 :
アジア・オセアニア
実施年  :
2017年5月~2017年10月

低塩分水攻法(Low Salinity Water Flooding: LSWF)は石油増進回収法(Enhanced Oil Recovery: EOR)の一種です。JOGMECではラボ実験と数値シミュレーションを通じLSWFが実際的に実施できるポテンシャルがあるか究明すること、および実施可能性の評価に現在注力しています。

本業務では、LSWF技術を実際に適用する際に必要となる低塩分水の実用的な技術の導入に関する検討を支援しました。具体的には、技術的に成熟し、かつコスト優位な各種技術を比較、検討いたしました。業務を遂行するに当たり、弊社が持つ石油産業における各種検討実績を踏まえて以下のような業務を提供し、顧客より各種要望等に対して質の高い対応を行っていると評価いただいております。

・ LSWFに関する技術調査

弊社で持つ石油技術情報のうち、LSWFに関するものを抽出し、弊社の持つ知見から評価を行いました。

・ 必要となる要素技術の抽出

LSWFを実際に油田で行う際に必要となる低塩分水を調製するにあたり、必要な各種単位操作について、要素技術を抽出および評価し取水から圧入に至る一連のプロセスを構築しました。弊社の持つ石油開発関連の知見を活かし、必要な単位操作の調査、各種技術のマッチングを考慮することで技術評価およびプロセス構築が可能となりました。

・ ケーススタディの実施

構築したプロセスに基づき、環境条件、圧入条件の異なるケーススタディを実施しました。

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