実績紹介

プラント設計セミナー

生産流体処理プロセスフロー

顧客名  :
石油資源開発株式会社
国・地域 :
日本
実施年  :
2008年 ~ 継続中

本業務は、顧客の各鉱場の現場オペレーター(入社10年前後)および生産技術系エンジニア(入社2~5年程度)を対象として、石油天然ガス処理設備のプロセス基礎理論の講義とプロセスシミュレーターを用いて鉱場モデルの構築や運転上の問題点解決のためにシミュレーションモデルの構築を行う実践の両輪で行われています。この講習を受けることにより装置の設計を自分で完結出来る能力の習得および向上が期待できます。本業務は顧客の教育プログラムに組み込まれるほどであり、JOEのサービスが高く評価されている業務といえます。

プロセス基礎理論の講義では、石油・天然ガス生産施設に関連する基礎的理論、設計、シミュレーション、実際のオペレーションまでの包括的内容を網羅して、実際の業務の流れの中で理解できることを目的として行われています。石油生産設備の概要を導入として、各機器設備がどのような設計条件に基づき構成されているのか理解するために炭化水素の物性、状態方程式、油水分離設備、原油・水処理設備の理解から、セパレータ、原油、水処理設備の設計・サイジングとその注意点について講義と演習を行っています。加えて、ガス処理設備(脱酸設備、脱湿設備)、流体の移送に係わる設備(昇圧機・圧縮機およびパイプライン)に関する設計及び演習を行っています。

プロセスシミュレーターを用いたシミュレーションモデルの構築講習では、参加者が実際に手を動かしてプロセス基礎理論で学んだ機器をプロセスシミュレーターに組み込みます。初めてプロセスシミュレーターに触れる人が確実にシミュレーションモデルを構築できるように懇切丁寧に指導し、基礎理論の理解向上を図っています。

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